読書: 2009年10月アーカイブ
ドストエフスキーの「罪と罰」を読み終わりました。
他の本も並行して読んでたら2ヶ月もかかっちゃった。
思ったいたよりも楽に読めました。
ロシアの古典なんて、すごく読みにくそうと思って躊躇してたけどぜんぜんそんなことはなく、
さほど苦しまずに読めました。中学生くらいでも読めちゃうんじゃないかな。
でも登場人物が多くて、しかも見慣れないロシアの名前だから覚えられないのです。
アリョーナ・イワーノヴナとか、アレクサンドル・グリゴーリエヴィチとか、ニコージム・フォミッチとか、
イリヤ・ペトローヴィチとか、ピョードル・ペトローヴィチとか、プリヘーリヤ・アレクサンドロヴナとか・・・。
しかも同一人物でも、場面によって別の愛称で呼ばれていたりして、わけ分かんなくなります。
ラスコーリニコフ→ロジオン・ロマーヌイチ、ロージャ
ピョードル・ペトローヴィチ→ルージン
アヴドーチャ・ロマーノヴナ→ドゥーニャ
などなど・・・。
登場人物一覧がほしいです。
物語は、ラスコーリニコフという若者が独自の思想の元に、金貸しの老婆を殺すというところから始まります。
人類が築いてきた罪悪への基準と法律とは本当に正しいものなのか、
正しいとするならばそれを踏み越えていく「英雄」たちは、なぜ罪にならないのか、
組織や法律の名の下に行われる「正当な殺人」は、罪ではないのだろうか、
そういう罪への葛藤が起こり、またその罪に対して下される罰についても考えさせられます。
読むのを躊躇したことのある方は、ぜひ読んでみてください。
登場人物のセリフがどんなに長くても忍耐強く読み進めるのがコツです。
私は工藤 精一郎訳の新潮文庫を選びました。
本屋さんで角川文庫のものとくらべてみたら、新潮文庫のほうが読みやすそうだったんです。
いろんな出版社から出されているような外国文学の場合、訳者や活字の大きさなどによっても
読みやすさが違うので、自分に合うものを選んでみると読む時の苦しさが違うと思います。


